なにわ男子デビューまで残り100日

 

なにわ男子の初めての全国ツアー。

なにわと一緒に #アオハルしよ?、その追加公演の城ホールの昼公演で、公開会見があった。

ジャニヲタ的にはお馴染みの芸能記者二人が立っての比較的こじんまりとした記者会見。

そこで丈くんが、がっつりカメラ目線で言った「デビューします!」に、自分でもびっくりするくらい「撃たれた」。

なんでそう思うのか、なにが私の真ん中に直撃したのか。

わかりやすく「有言実行」を体現する人を応援するのは丈くんが初めてだからか。

自分でもよくわからないままに、胸を掴まれた。

…冒頭のとおり、恐怖に似た感情まで抱いていた。

 

静かな高揚と興奮に包まれて、その思いのままにツイートしていた。

 

そしてその次の夜公演。

オーラスは、大倉くんからのなにわ1年の軌跡を追うサプライズが仕掛けられていた。

思いがけないサプライズに、不可抗力的に感情があふれて涙になってこぼれていくメンバーたちがそこにいた。

 

彼らがキラキラと流す涙はキレイだった。

感情が揺さぶられてしまう。

ずっと耐えていたのに、突然「あーん」と子どもみたいに制御が効かなくなって泣いてしまう大橋くんも。

それまで泣くことがなかったのに、涙がこぼれてどうにもならなくなってしまう丈くんも。

その日まで積み重ねてきた想いや努力に、思わず想いを馳せてしまうようなものだった。

それでも泣きたくなくて、実際にはこちら側にあまり見せてこなかった苦労や感情にまで想像の羽根を伸ばしてしまうのは、単純に自重しておくべきことなのかなとかも思ったりはした。

 

その日の名残りは、IslandTVの動画で少し伺える。

CDデビュー発表時にも見えた、子どもみたいに泣きはらしたことがよくわかる恭平くんがいる(笑)。

j-island.net

 

ということで、当時書いたツイート。 

 

 

 

 

想いがあふれた2020年の始まり。

それからコロナ禍が巻き起こって、あっという間に世界が一変した。

なにもできなくなって、新しく動き出すしかなかった2020年の1年。

 

なにわ男子の人たちは、その中にあってもどんどんキレイになっていた。

意識がそうさせるのか、行動が、視野が、そして「見られる視線」が大いに変わっていくことが影響しているのか。

凛々しく美しくなっていく。

そして、何度目かの公演中止からの無観客配信に切り替わって行われたコンサート。

久しぶりになにわ男子としてステージに立った彼らは、背負う全てを味方につける覚悟をまとっているように見えた。

「かわいいなにわ男子ちゃん」を惜しげもなく全うしていた。

胸キュンもコントもセクシーかっこいいも、その時にできる全てを内包して。

「キラキラかわいいなにわ男子」を確立しようとしていた。

 

思い返せば、2020年の仕事たちは、象徴的だったなぁとも思う。

CMも、冠レギュラー番組も、朝の週一レギュラーも、各種SNS露出も。

これでもかとメディア露出をメインに経験値を増やしていく。

笑顔でなにごともないかのように、増えていく露出とそれに伴うプレッシャーも、重く感じさせずに、自分たちの力にしていくのがすごいなぁと思って見ていた。

敷かれたレールと、つかみ取って繋げていく仕事と。与えられた機会を無駄にしないように、逃さないように、「かわいいなにわ男子」のまま、食らいついていく感じ。

Jr.の仲間たちと、Jr.のお仕事たちと、デビューしてるのと変わらんやんって言われるようなお仕事たちに囲まれて、ずっとこの人たちは「信じ続けていた」んだなぁと思ったのは、CDデビュー決定のサプライズが行われたときだった。

 

2回目の全国ツアーは、アリーナツアーになった。

7/28の横浜アリーナ

728(なにわ)の日の横浜公演。

ここでデビュー発表しなかったら、どこでやる?っていうぐらいに、予想と期待と不安が入り混じった日程が組まれていた。

それに加えて、甲子園のテーマソング「夢わたし」決定、なにわ男子単独のポップアップショップ「なにわのにわ」開店。ツアー全公演MC生配信。

外堀だけが埋まっていくけど、実際のところ確証はその瞬間がくるまで誰にもわからなかった。

もうここでサプライズがなかったら、もうないよね?っていう気持ちで見ていたMC。

 

生配信のMCは丈くんが担当していて、全体の企画説明まではいつもどおりだった。

今日の対決は~ってビジョンに表示される言葉を読み上げる丈くんの様子が、もうあからさまに「彼ら自身も知らないことが起きている」ことを示していた。

え…?って、戸惑いを見せる丈くんをフォローして、ゲームの趣旨をいち早く理解して言葉を繋げるのは長尾くんだった。

そこから、サプライズで、それぞれの個性を際立たせるような告知と新情報が解禁されていく。

公式Instagram開設、単独YouTubeチャンネル開設。

白紙のカンペに、アドリブで対応する丈橋を挟んでからの暗転。

ビジョンに映しだされる画像を見上げる顔がキレイだった。

キラキラして、期待と予感にあふれた瞳。

丈くんの横顔とか、その瞬間に感情があふれた瞳だとか。

配信という形で映像に残してもらえて嬉しかった。

このカメラでしか見れなかっただろうなという顔は、世界で一番綺麗だった。

 

喜びをかみしめる顔も、後ろ姿も、片手をあげる後ろ姿も、円陣を組んでひとしきり想いをかみしめた後に、通常運転に戻っていく姿も。

涙をあふれさせながらも、その時の衝動に完全に支配されない、理性を保ったままの姿に感銘を受けた。

 

そんな姿を見ながら、この人たちは本当にずっと「信じて」きたんだなぁと思った。

今、自分たちの歩いている道のこと。

周りにいる、自分を導いていく人たちのこと。

ファンに見せるのは笑顔がほとんどだけど、必ずここに繋がるってずっと信じてきたんだなぁと思った。

 

そして、公演本編最後に、大倉くんはまたサプライズを残していた。

 

Time Viewの映像がなにわ結成からの軌跡VTRになっていた。

丈くんは歌い出しで。顔をあげて歌い始めたらもう、涙はあふれていた。

それでも、マイクを下すことはなかった。

ずっと歌っていた。

見切れ席の私は、一番近くのビジョンで歌おうとし続ける丈くんを見ながら、キレイだなぁと思った。

嬉し涙でよかったなぁと思った。

 

曲の最後、キラキラ降り注ぐ銀テープの中で、マイクを持って歌う丈くんが、夢みたいに綺麗だった。

 

*

 

7/28は水曜日で、日刊なにわ男子の当番は丈くんだった。

興奮のままに書き足された文章の中に「泣きすぎてしんどい。」ってあった。

泣いたことを報告できる日がきたことが嬉しかった。

こんなに嬉しいことは一生のうちでもそうそうないんだろうな。とも思った。

きっと彼の人生の中でも一等に。最初で最後の、彼にしかわからない喜びや興奮の日が訪れたんだと思った。

 

それから1週間。

「語ってええ???笑」と綴り始めた文章の中で「この道こそが藤原丈一郎の道です。」と書いている。

きっと丈くんみたいな人は、この先のジャニーズで(システム的にも)出てこないんだろうなと思うし、思いたい(いろんな意味で?w)。

だからこそ、たくさんの人に愛されて、その愛情をまっすぐに受け止め、また、ちゃんと自分も愛を注いでいる人が、この道でよかったと確信できる日がきて本当によかった。

悔しいことや辛いことがあっても、必要以上にそちらの方は向かずに、まっすぐに前を見て、プラス思考で進んで行く。

全ての経験を糧にして、たくさんの出会いを大事にして、諦めずに未来を信じて進んで行く丈くんの進む先が、これからも暖かく、光に満ちていることを願っている。

 

これからもたくさんの夢を見れますように。

掴んでいく未来が、丈くんにとって幸せなものでありますように。

なにわ男子として進んで行くこれからを楽しんでいけますように。

 

CDデビュー決定おめでとう。

デビューまでの残り100日。

めいいっぱい楽しんでいってね。